【米ぬかボカシの作り方】
有機栽培で野菜を育てたく肥料も自分で作りたくなりました。
そこで今回は、米ぬかを使った『米ぬかボカシ』作りに挑戦です。
米ぬかボカシ肥料を作るには、好気性発酵で作る方法と
好気性発酵で作る方法があるそうです。
好気性発酵で作る場合材料を混ぜ合わせ容器につめた後、
何日かおいて中をまた混ぜ合わせると言う手間がかかり大変なので
今回は、 嫌気性発酵で作るボカシ肥料作りに挑戦です。
嫌気性発酵なら、材料を混ぜて容器に詰め込んだら後はほったらかしでOK!
2022年3月19日に仕込みを開始しました。
その様子を交えながら『米ぬかボカシ』の作り方をご紹介していきたいと思います。
失敗せずに『米ぬかボカシ』ができると良いのですが…
米ぬかボカシの作り方1 準備するもの
- 米ぬか
- 油粕
- 魚粉
- 黒砂糖
- 水
- 混ぜ合わせるための容器
- 保存容器(漬物樽など)
今回は、約10㎏ほどの『米ぬかボカシ肥料』を作りたいと思います。
準備した材料の量は、
- 米ぬか 6㎏
- 油粕 2㎏
- 魚粉 1.5㎏
- 黒砂糖 500g
- 水 1.5~2ℓ
米ぬかボカシの作り方2 材料を混ぜ合わせる
この材料を混ぜ合わせていきます。
容器に材料を全て入れ手で良くかき混ぜます。
全体に混ざりあったら水をジョウロなどで少しずつ
加えていきます。
加える水の量は、
水を加えては、混ぜるを数回繰り返し
米ぬかを握った時に団子状になり、
指で団子を突っつくと崩れるくらいの水の量が目安です。
米ぬかボカシの作り方 注意点
水を入れすぎてベチャベチャになってしまうと
うまく発酵せずに腐ってしまうので
水を加えるときは、少しずつ加え良く混ぜ
様子を見ながら再度水を加え団子状になるまで
根気よく混ぜ合わせること!
米ぬかボカシの作り方3 容器に詰める
良く混ぜ合わせた材料を容器に詰めます。
混ぜた材料を詰めたら空気が入らないように上にビニールをかぶせます。
空気が入ると、水と二酸化炭素に分解されてしまい腐る原因になりますので注意です。
ビニールの上に中ブタを落とし入れ重石にし
上からフタをして雨水などが入らないようにする。
米ぬかボカシの作り方4 熟成
フタをした容器を日の当たらない日陰に置き
夏場の熱い季節なら2週間~3週間ほど
冬場の寒い季節なら2か月~3ヶ月ほど発酵させたら完成です。
途中発酵熱は出ないのでそのまま空気が入らないようにし熟成させます。
米ぬかボカシの作り方5 完成
2022年4月10日
3月19日に仕込みを開始したボカシ肥づくり。
3週間がたったのでフタを開けて確認!
すると芳醇な香りが周りに立ち込めます。
中を確認したところ、
白カビも多く発生していましたが
所々
容器の端に「青カビ」が少し発生していました。
これは、密閉が甘く空気に触れてしまったためと思われます。
「青カビ」が全面に発生してしまうとボカシ肥づくりは、失敗してしまうので
「青カビ」を取り除き、再びビニールをしっかりと敷き詰め
もう少し発酵させるために様子を見たいと思います。
2022年4月24日
青カビの発生は見られず、とても良い香りがします。
これで完成です。
まとめ
今回は、米ぬかを使った『米ぬかボカシ肥料』の作り方をご紹介しました。
実際に作る過程は、難しくありませんでしたが、
水分量に注意しないと米ぬかが腐ってしまい
『米ぬかボカシ肥料』にならず失敗します。
水分量の目安は、水を加え混ぜ終わったら
手で握って団子状になり指で突っつくと崩れるくらいの固さが
丁度良い水分量です。
後は、容器に詰めなるべく空気に触れないように保管すること!