2022年 4月
美味しいトマトを作りたい!
この思いから、スパルタ農法で有名な「永田農法」をちょっとアレンジして
無農薬・無化学肥料での栽培に挑戦したいと思います。
美味しく出来るか乞うご期待!
トマトの栽培記録 土作り
2022年4月24日
今回トマトを栽培する場所は、以前に何も栽培していない場所です。
そこへハウスを建てて
ハウスの中でトマトを栽培したいと思います。
暖房などは、ありません単純に雨よけと同じくらいのハウス栽培です。
とりあえずハウスの中に少し高めの畝を立て水はけを良くします。
畝のサイズは幅90㎝くらい長さは180㎝ほどです。約畳1畳分の場所で
トマトを3本栽培したいと思います。
この土はあまり水はけが良くないので上10㎝ほどの土を取り除き
赤玉と牡蠣殻石灰を混ぜてから
もう一度畝に戻しました。
![トマト畝](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02051-225x300.jpg)
使った赤玉土は中粒
![赤玉](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02021-300x225.jpg)
貝殻石灰はこちらの物です。
![牡蠣殻石灰](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02031-300x225.jpg)
畝ができたら、米ぬか液肥を水で100倍くらいに薄めて
10ℓくらい畝に蒔きます。
![米ぬか液肥1](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02061-225x300.jpg)
![米ぬか液肥2](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02071-225x300.jpg)
これで植え床の完成です。
トマトの栽培記録 苗の植えつけ
2022年4月24日
畝を立てたその日に苗の植えつけを行いました。
通常 石灰や肥料を混ぜたら1週間程度は間を開けてから
苗を植える(すぐに植えると根が肥料焼けを起こし生育不良の原因になる)のですが、
混ぜたのは牡蠣殻石灰なので気にせず植え付けを行いました。
また、苗の植えつけるタイミングとして良いのが
第一花房が咲いてから植え付けるというもの………
第一花房が咲いてから植えると、
その後のトマトの成長が良くなると言われています。
しかし今回は、時間がないので気にせず
花が咲いていない苗を
畝たて当日に植えつけました。
畝に支柱を立てて
お店で購入してきた実生苗(桃太郎)をポットから取り出し苗についている土を全て洗い流してしまいます。
![トマト苗 洗う](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02101-225x300.jpg)
![トマト苗 洗い](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02111-225x300.jpg)
接木苗を使った方が病気や、害虫からの被害にあいにくくなるので、
出来れば接木苗を使って栽培した方が良いかもしれません。
土を洗い流したら、根を2~3㎝ほど残して長く伸びた部分をハサミで「チョッキン」と切っちゃいます。
![トマト根切り](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02131-225x300.jpg)
通常のトマト栽培のセオリーでは、こんなことしちゃダメダメ!
「根は触るな」って教わると思いますが躊躇せずズバっと切っちゃいましょう。
根を切ったら植え床の土を浅めに堀り
トマトの根を四方に広げ土をかぶせます。
浅い植え付けなのでそのままだとトマト苗が倒れてしまうため
麻ひもなどを使い支柱と8の字で結びます。
苗を植えつけたら、再度「米ぬか液肥」100倍薄め液を根の周りに蒔きました。
液肥を蒔いたら保温のため苗の周りに「もみがら燻炭」を敷き
トマト苗の植えつけ完了です。
![トマト苗植え付け](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02231-225x300.jpg)
ゲンキに育ってくれ~ 桃太郎!
トマトの栽培記録 追肥
2022年5月1日
トマトの苗を植え付けてから1週間がたちました。
今日、液体肥料を追肥しました。
追肥したのは、米ぬかで作った「米ぬか液肥」です。
![トマト追肥1回目](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02361-225x300.jpg)
この「米ぬか液肥」を約10ℓほどトマト苗の根本にまんべんなく散布しました。
「永田農法」では、基本 1週間に1度 10ℓほどの液体肥料を追肥するようです。
販売されている「永田農法」の液肥ではありませんが、
米ぬかで作った有機100%の「米ぬか液肥」を使っています。
2022年5月8日
「米ぬか液肥」2回目の追肥しました。
液肥約10ℓを株元を中心に畝全体に散布した。
2022年5月15日
「米ぬか液肥」3回目の追肥しました。
2022年5月22日
「米ぬか液肥」4回目の追肥しました。
2022年5月29日
「米ぬか液肥」5回目の追肥しました。
![トマト追肥5回目](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02611-225x300.jpg)
背丈も1mほどとなり、だいぶ大きく育ってきました。
2022年6月5日
「米ぬか液肥」6回目の追肥しました。
2022年6月12日
「米ぬか液肥」7回目の追肥しました。
![トマト背丈](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02911-225x300.jpg)
背丈は約130㎝ほど
ゲンキに育っています。
2022年6月19日
「米ぬか液肥」8回目の追肥しました。
2022年6月26日
「米ぬか液肥」9回目の追肥しました。
背丈は天井に達しました。
一番初めに付いた実が赤く色ズキ始める。
![トマト色ずく](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02961-225x300.jpg)
2022年7月3日
「米ぬか液肥」10回目の追肥しました。
トマトの栽培記録 芽かき
![トマトわき芽かき](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02471-225x300.jpg)
2022年5月15日
第一花房が咲いたので わき芽かきを行いました。
わき芽かきは、第一花房が咲くのを待ってから行います。
花が咲くまでは、わき芽を伸ばし
根の成長と幹を伸張させます。
わき芽かきは、第一花房の直ぐ下の
わき芽は取らずに残し
それ以外の下の わき芽は全て取り除きます。
その後、第一花房の直ぐ下の
わき芽が成長し伸びてきたら
葉っぱ1枚だけを残し先に延びる茎はカットします。
以後、 脇芽かきは、脇芽が伸びてきたら都度 芽を摘み取りました。
2022年6月26日
先端が屋根まで達する高さに成長したので先端を敵芯しました。
![敵芯](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02951-225x300.jpg)
トマトの栽培記録 害虫対策
トマトの主な害虫は、
- タバコガ
- ネキリムシ
- アブラムシ
- エカキムシ
- コナジラミ
- サビダニ
などがトマト栽培中に被害にあいやすい害虫です。
2022年5月22日
最近、気温も上がってきて夜になると「蛾」が飛び回るようになりました。
そこで、虫対策として蚊帳を張りました。
![トマト害虫対策](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_02501-225x300.jpg)
これで少しは、害虫被害が少なくなると良いのですが…
トマトの栽培記録 収穫
![トマト収穫](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_03001-225x300.jpg)
4月24日にトマトの苗を植えてから70日
2022年7月3日に初収穫を迎えました。
形はすこし小ぶりで色艶は、とっても良く美味しそうです。
お尻には、スターマークも確認できました。
![スターマーク](https://takara-farm.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_03021-225x300.jpg)
その後、7月5日にも赤く色づいたトマトを収穫!
次々と赤く熟してきました。
トマトの栽培記録 まとめ
今回のトマト栽培は、永田農法のアレンジ!
無農薬・無化学肥料での栽培に挑戦!
苗を植えてから約70日でトマトを収穫することができました。
大玉トマトの「桃太郎」を植えたのですが、
見た目は少し小ぶりで中玉トマトくらいのサイズです。
色艶は最高にキレイでgood!
味は、想像していたほど甘くは感じませんでしたが「米ぬか液肥」だけで
育てたトマトなので大満足です。
とっても良いトマトが収穫でき良かったです。
最期まで御覧いただきありがとうございました。