大根おろし、大根サラダ、おでん、生でも漬物や煮ても焼いても美味しいダイコン!
美味しいダイコンを育てたいと思い無農薬での大根栽培に挑戦します。
果たしてどうなることやら…
ということで
このページでは、大根の栽培記録をつけていきます。
美味しい大根が育ちますように!
大根の栽培記録 土作り
2021年9月11日
土作り開始
大根が良く育つ土壌酸度は、5.5〜6.5PHと弱酸性の土壌です。
苦土石灰などを蒔き土壌の酸度を調整します。
大根は土が硬いと良く育たないので十二分に土を耕し土を柔らかくします。
硬い土や、石、肥料の塊があると大根が二股に分かれたり、いびつな大根になってしまいます。
畝たて
家の土地は、水はけが悪く少し粘土質なので畝を高くたてます。
大根は縦に長く伸びる作物なので、なるべく高く畝を立てました。
大根の栽培記録 種まき
2021年9月11日
種まきをしました。
今回蒔いた大根のタネは、「青首総太り大根」
病気に強くうまい大根の文字に引かれ購入しました。(笑)
大根は、直接畝に蒔きます。
深さ1㎝ほどの丸い溝をつくり30cm間隔で1ヶ所に4〜5粒のタネを蒔きました。
育苗ポットなどで育ててから芽を植えると良い大根が育たないため
大根のタネは直接 畝に蒔きます。
種を蒔いたら、軽く土をかけ手で軽く押さえ種と土を密着させます。
鎮圧することで毛細管現象が働き種が水分を吸収しやすくなります。
無農薬で大根を育てたいのでコンパニオンプランツとしてニンジンを混植したいと思います。
大根のタネをまいた横に適当な間隔でニンジンのタネを蒔きました。
無事に美味しい大根、ニンジンが育ちますように!
大根の栽培記録 発芽
2021年9月11日に種を蒔き9月14日に発芽を確認しました。
コンパニオンプランツとして蒔いた「ニンジン」は、
まだ土の中でお眠り中のようです。
無事に大根の発芽を確認したので
これからの成長が楽しみです。
9月15日
順調に大根の芽が育っているみたいです。
9月18日
コンパニオンプランツとして蒔いたニンジンの芽も出ました。
大根もニンジンも元気に育ってくれー!
大根の栽培記録 間引き
大根の間引きは2回行います。
1回目の間引き
種を蒔いて9日後の9月19日
順調に成長しているので間引き作業を行いました。
1回目の間引きは、双葉が開き切ったら行います。
左右の葉の大きさが違うものや、葉の形がハート型になっていないもの、虫に食われたものを間引き2~3本立ちにます。
双葉が左右対称になっていないも歪な物は、成長すると根曲りや根割れを起こしやすいので間引きます。
また、畝の向きと平行に葉が開いた芽を残します。大根の根は大根の葉と同じ方に伸び、畝と並行に根を伸ばした方が成長が良いです。
大根の栽培記録 害虫対策
9月29日
種まき後18日目
なんと悲しいことに大根の芽の茎を「ネキリムシ」にかじられ
無残にも芽が倒されていました。
しかし農薬は使いたくなく、無農薬で育てたい!
そこで「ネキリムシ」対策として卵の殻を細かく砕き
芽の周りに蒔いておきました。
「ネキリムシ」は、卵の殻がチクチクして茎をかじれない!
この方法はネキリムシを駆除する方法ではないので
見つけ次第、駆除する手間がかかります。
今後も害虫との闘いが…
ゲンキに育ってくれ~!
大根の栽培記録 間引き2回目
10月3日
2回目の間引きを行いました。
2回目の間引きは本葉が2~3枚の時に成長の悪いものや葉の色が黒っぽいものを間引き
密集して育っていた大根を1本立ちにします。
大根の栽培記録 追肥と土寄せ
大根を間引いて1本立ちにしたら、倒れやすくなるので土寄せをします。
その時に追肥も一緒に行うと2度手間にならず行うことができるので追肥も一緒に行いました。
使った肥料は、オール14
通常、追肥で使うのがオール8だと思うのですが、家ではオール14を使っています。
オール8とオール14を比較した場合、オール14の方が含有率が2倍近くあり
使用量を約半分くらいに抑えることができます。
写真の一握り分で大根 2株分くらいの量です。
オール14を株元に蒔き軽く土と混ぜて大根の株元が倒れないように土を寄せ盛り上げました。
ちなみにコンパニオンプランツとして蒔いたニンジンも順調に成長しています。
大根もニンジンもゲンキに育ってくれると嬉しいな~!
大根の栽培記録 26日目
9月11日に種を蒔き早くも26日が経過しました。
順調に育っていた大根ですが、
なんと害虫に葉っぱをムシャムシャされ、ほぼ全滅状態(涙)
こんな状態が種を蒔いた全ての株で発生中‼‼‼‼‼
よ~く葉を観察すると いましたいました犯人が…
真っ黒い姿のイモムシ発見!
こいつが大切な大根の葉をムシャムシャと食い散らかしていたんです。
なんの虫か調べたところ「ナノクロムシ」という虫で
カブラハバチというハエに似たハチの幼虫だということが分かりました。
この「ナノクロムシ」は、
アブラナ科の野菜の葉が大好物で大根以外にも
- カブ
- コマツナ
- チンゲンサイ
- ハクサイ
- ミズナ
- ラディッシュ
などの野菜にも良く発生して葉を食害するようです。
カブラハバチ(成虫)が葉の中に1つずつ卵を産むので、
卵のうちに見つけだして駆除するのは難しいとのこと。
薬剤には弱く農薬を使えばすぐに駆除できる幼虫のようですが
農薬を使いたくないので発見次第駆除するしかないようです。
大根栽培には、
防虫ネットが必須条件です。
種を蒔いた直後に防虫ネットをトンネル掛けするべきでした…
とても勉強になりました。
大失敗でした。
モンシロチョウの幼虫も発見
ヒドイひどい酷い(涙)
ナノクロムシだけでなく「モンシロチョウの幼虫」までも
大切な大根の葉をムシャムシャと食い散らかしています。
コンパニオンプランツとして蒔いた「ニンジン」は順調に成長しているのに
効果が今一つ表れていない感じです。
今更ネットを張っても遅いよな~
根気よく見つけ次第 駆除するしかないか…
大根の栽培記録 42日目
その後、毎朝 虫がいないか巡回し見つけては捕殺していました。
日に多い時で4~5匹くらいのヨトウムシやアオムシが大根の葉を食害していました。
しかし根気よく捕殺していたら今朝は虫も発見出来ませんでした。
季節的に寒くなってきたからかもしれませんが
これから残った大根が無事に成長してくれることを祈ります。
見た目にとても悲しい状態ですが、
中には、ゲンキに成長しようとしている物もあるので
これからも大根のお世話をしていきたいと思います。
大根の栽培記録 49日目
2021年10月30日
大根の葉は相変わらず虫に食べられているものは悲惨な状態ですが、
中には、比較的ましな大根も残っていて そちらの大根は期待ができそうな感じで育っています。
葉の高さは、約40㎝を少し超えたくらいです。
根の太さも8㎝~10㎝ほどに太くなってきました。
ゲンキに育ってちょうだい。
大根の栽培記録 収穫
2021年11月7日 種まき後 57日目
コンパニオンプランツとしてニンジンを混植しましたが、
虫食いに悩まされ日々の見回りで駆除し
なんとか写真のように約40㎝ほどの物を収穫することができました。
葉っぱを ほぼかじられた物は、物になりませんでしたが
30本ちかくの大根を収穫することができました。
まとめ
9月11日に種まきをして約60日ほどで大根を収穫することができました。
無農薬で栽培するなら、害虫対策として
種まき後すぐに防虫ネットを張り飛来する蝶が葉に卵を産めないようにすることが必須でした。
また、地中に住むヨトウムシ対策は、大根の芽が出始めたら
卵の殻を周りにまく対策も有効でした。
この経験を踏まえて来年は、もっと良い大根を栽培できたらと思います。