【ビーツの栽培記録】
ご訪問ありがとうございます。
血液の流れを良くしてくれると言う「ビーツ」。
私「宝」は、アラフィフになり血液が少しドロドロぎみで脂質に問題があるため、
血液をサラサラにしたくてビーツを栽培してみようと思い立ちチャレンジしてみたいと思います。
初めてのビーツ栽培!
さてどうなることやら、美味しいビーツができることを期待して栽培開始します。
ビーツの栽培記録 土作り
2021年9月5日
ビーツは、ほうれん草と同じアカザ科の植物で酸性土壌に弱く、
良く育つ土壌酸度が6.0-7.0と中性に近い土壌を好みます。
ということで、2週間ほど前(8月15日ころ)に消石灰を蒔き土壌の酸度を調整しました。
結果、
PHが6.7くらいになりました。
酸度はこれで大丈夫かな?
とりあえずこれで化成肥料を1㎡あたり、
一握りくらい蒔き深さ20~30㎝ほど耕し
土を柔らかいし通気性を良くします。
畝たて
ビーツのタネは1粒から数本の芽が出てくるそうなので
通常は、芽が出て込みあってきたら間引きをし株間を10~15㎝ほどにするそうです。
しかし、今回は間引きなしのズボラ栽培を行いたいので、
畝幅は、60㎝ほどにして発芽し芽が込み合っても少し余裕のある畝幅にします。
水はけがあまり良くない土地なので、
高さは15㎝~20㎝ほどにし雨が降っても水が履けるよにします。
これで畝たて完成!
畝が曲がっているのは愛嬌ということで…
ビーツの栽培記録 種まき
2021年9月11日 種まき予定
今回、蒔く種は
デトロイト・ダークレット
デトロイト・ダークレットは、青い薬品でコーティングされています。
ゴルゴ
ゴルゴは、袋を開けると中に銀色の袋があり、シルバーの袋の中に種が入っていました。
キオッジャ2
キオッジャ2は、袋の中に種が直接入っています。色はゴルゴと良く似た茶色のタネです。
以上3種類を蒔く予定です。
ビーツは、病気や虫の被害が少ない植物だそうですが、
一応念のためコンパニオンプランツとして「タマネギ」を混植したいと思います。
タマネギは、ヒガンバナ科の植物でアカザ科の植物との相性が良く
お互いの病害虫を予防してくれる効果があります。
2021年9月11日
ビーツの種まき完了。
前日の夜に種を水につけて発芽しやすいようにしてから畝に蒔きました。
通常の種まきは、
- 深さ1㎝程度の溝を作る。
- 溝に1~2㎝間隔で種を筋蒔きにする。
- 土をかぶせ軽く鎮圧する。
間引きをしないズボラ栽培を予定しているので
支柱を利用して深さ1㎝くらいの溝をつくり、
約15㎝間隔で1か所に2~3粒づつ種を蒔き軽く土をかぶせ手で少し鎮圧しました。
無農薬でビーツを育てたいので
コンパニオンプランツとしてタマネギを混植します。
タマネギの種もビーツの隣に適当な間隔で蒔きました。
ビーツに比べタマネギの成長が遅いのでどうなることやら…
無事に美味しいビーツが育ちますように!
ビーツの栽培記録 発芽
2021年9月11日に種を蒔き、9月14日「デトロイト・ダークレット」と「キオッジャ2」の発芽を確認しました。
背丈は「デトロイト・ダークレット」の方が少し高く成長が早い感じです。
「デトロイト・ダークレット」
「キオッジャ2」はようやく頭が出た といった所でしょうか?
「キオッジャ2」
「ゴルゴ」は まだ発芽していませんでした。
種を蒔いて4日目に発芽を確認!
順調に育ってくれているみたいです。
「ゴルゴ」君も頑張って育ってくれ~
1日遅れで「ゴルゴ」君も発芽
少し心配していましたが、デトロイト・ダークレットとキオッジャ2の1日遅れの
9月15日に「ゴルゴ」君も無事 発芽を確認しました。
みんな元気に育ってくれ~
種まき後 8日目
キオッジャ2とゴルゴは、種を蒔いた全ての所から芽が出ているわけではなく、
芽が出ているところと芽が出ていない所があり
成長にバラツキがあります。
一方、デトロイト・ダークレットは、順調に成長しているようです。
しかし種の蒔き方を失敗しました。
ズボラ栽培を目指すには、種を蒔く時 少し面倒ですが1か所に1粒ずつ蒔く必要があるようです。
2~3粒くらい蒔いたのが失敗の原因でした。
あまりにも密集して芽が出ているので
これでは、成長に悪影響を及ぼす可能性が高く根が太くならないように思います。
当初、間引きなしのズボラ栽培を目指していましたが、
あまりにも密集しているので間引きを行うことにしました。
ビーツの栽培記録 間引き
芽が10本くらい密集していたので2本に間引きました。
今回は、1回のみの間引きで様子を見たいと思います。
通常の間引き作業は、2回行います。
1回目の間引き
1回目の間引きは、芽が3㎝くらいまで成長したら、成長が遅いものや葉の形が悪いもの混み合っているところを間引きます。
2回目の間引き
2回目の間引きは、本葉5~6枚になった頃に葉の成長が悪いもの虫などに食われた物を間引き株間を15㎝ほど空けるように間引きます。
ビーツの栽培記録 害虫対策
9月23日
早朝、畑を見回っていると な・な・なんと宿敵「ネキリムシ」がいるじゃないですか!
突っついてみると
体を丸め「やめてけれ~」と言わんばかりに抵抗し身を守ろうとします。
しか~し
このまま放置しておくわけにはいきません。
大切なビーツを食い荒らされる前に処分です。チーン!
害虫対策として卵の殻を芽の周りに撒いておくと「ネキリムシ」が嫌がって茎をかじれないそうなので試しに巻いてみました。
無農薬栽培は、害虫や病気との闘いが大変です。
ビーツの栽培記録 土寄せ
9月25日
種を蒔いてから2週間がたち
ビーツの背丈が3~4㎝ほどに成長しました。
風が吹くと倒れそうになるので茎の所に土寄せをしました。
これで風にも負けずに大きく育ってほしいものです。
ビーツの栽培記録 種まき後23日目
10月3日
ビーツの種を蒔いて23日目です。
高さは約10㎝といった所でしょうか?
もっと早く成長するのかと思っていましたが、思ったより成長が遅いので少し心配です。
そこで追肥と土寄せを行い成長を助けたいと思います。
追肥にはオール14を使い、株と株の間に一つまみほどを蒔き軽く土と混ぜ、
株元に土を寄せてビーツが倒れないように軽く押さえました。
ビーツの栽培記録 1か月後
10月10日
9月11日に種を蒔き1か月が経過しました。
~写真はデトロイト・ダークレット~
先週の10月3日には株の高さが10㎝くらいだったのですが、
この1週間でグンと2倍くらいに成長し株の高さは、20㎝くらいまで伸びました。
キオッジャ2とゴルゴも同じくらいの株の高さまで成長しています。
ビーツの栽培記録 根本が膨らみ始める
10月17日 種まきから36日目
「写真はデトロイト・ダークレット」
ビーツの根本がほんの少し膨らみ始めました。
まだ1㎝ほどの膨らみですが、これからが楽しみです。
キオッジャ2とゴルゴは、まったく膨らんでいない成長の遅い物と根本の膨らみは同じくらいの物とがあります。
デトロイト・ダークレットの方が育てやすいのかもしれません。
ビーツの栽培記録 追肥2回目
10月23日 種まきから42日目
草丈は約30㎝と順調に成長しているようです。
しかし、この前の観測から約1週間が経過しましたが、根の部分の膨らみが
今ひとつ成長していないように感じたので2回目の追肥を行いました。
株元に化成肥料オール14を一つまみばら撒き中耕しました。
これで根本が膨らんでくれると嬉しいのですが…
もう少し様子を見守っていきたいと思います。
ビーツの栽培記録 49日目
2021年10月30日
種を蒔いてから49日が経過しました。
虫に強いと言われているビーツですが、葉を結構かじられている物もあり少し悲しいです。
犯人は確認できませんでしたが、たぶんヨトウムシの仕業ではないかと思います。
見回りを強化し見つけ次第捕殺したいと思います。
写真はゴルゴです。
デトロイト・ダークレットもキオッジャ2も育ちのいいものと小さいものがあり成長にバラツキがあります。
根の成長は、大きい物で約4㎝くらいまで大きく育ちました。
小さいものは、まだ1㎝~2㎝と成長にバラツキがあります。
もう少し成長を見守り根が7~8㎝くらいまで育ったら収穫したいと思います。
頑張れビーツくん!
ビーツの栽培記録 64日目
2021年11月14日
前回から2週間ほどたち根の膨らみも大きい物で約6㎝ほどに育ちました。
一番大きいものは、ゴルゴでデトロイト・ダークレットとキオッジャ2も似たり寄ったりって感じです。
そろそろ良いサイズになってきたので大きい物を収穫してみたいと思います。
ビーツの栽培記録 収穫
2021年11月14日
9月11日に種を蒔いてから64日目
デトロイト・ダークレット、ゴルゴ、キオッジャ2の三種類とも
大きい物を1つずつ収穫しました。
左からゴルゴ、キオッジャ2、デトロイト・ダークレットです。
背丈はデトロイト・ダークレットが一番大きかったのですが根の膨らみは、
ゴルゴの方が少し大きい感じです。
根の部分を切ってみるとこんな感じです。
ビーツの切断面
上の写真はゴルゴの断面です。
キレイな木の年輪のような模様が特徴的なビーツです。
上の写真はデトロイト・ダークレットの断面です。
真っ赤な断面で切った瞬間から赤い液が流れ出て周りが真っ赤になりました。
切るときは、まな板の上にラップなどを敷いてから切ることをおススメします。